今年に入って多くの消費者金融がコマーシャルなどで、賃金業法改正についてふれています。
賃金業法とはお金を貸すことを仕事にしている会社の業務に関して定めている法律です。
借りる側にはあまり関係ないのかと思われがちですが、そういうわけではありません。 借入れに関しても定められているのです。
今回の改正で大きなポイントは3つ。 @総量規制 A上限金利の引き下げ B賃金業者に対する規制強化
このうちの@とAが利用者にとって重要になってきます。
Aに関しては、今まで法律上の上限金利が29.2%から15〜20%まで
借入れ金額に応じて引き下がるというものですから、利用者にとっては大きなメリットです。
そもそもこの法律は利用者を守る目的で改正されたので、
デメリットはないはずですが、@に関して困ったな、と思う人もいるのです。
では、銀行系のカードローンはどうでしょう?
クレジットカード会社は賃金業者です。
銀行系とうたってもやっぱりだめなんじゃないかな?と思ってみると、実は総量規制除外の対象なのです。
銀行系といっても、2種類あるということですね。 子会社やグループ会社はあくまでもその中で独立して事業を運営していますから、 銀行が直接営業している銀行系カードローンとは形態がことなってきます。
カードローンであっても、取引相手は銀行になりますから、総量規制は適応されないのです。
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